舞台刀剣乱舞綺伝いくさ夜の徒花4/3昼〜観劇してきました！

死ぬまでに入りたいと思っていた劇場の一つ、明治座で刀ステと推し(歌仙)と推し(ｳﾒﾂさん)を観に行けて最高〜〜！！次は新歌舞伎座で綺伝観るぞ〜！

刀ステ毎公演見るたびに言っているのですが、綺伝歴代の刀ステ中最高傑作です！(この現象を刀ステボジョレーヌーボと言います)

もう本当に雅で美しくて、科白劇の時より更にパワーアップして再演を果たしてくれた刀ステ及び末満さんには頭が上がらないです。本当にいい舞台を見させていただいて、ご馳走様でございました🙏

刀ステや2.5次元舞台を普段観ていない方でも、歌仙推しの方は一回でいいので見ていただきたい舞台です。最高でした👏

以降ネタバレ含む感想も書いていこうと思うので、観劇ご視聴がまだの方はお気をつけください。

【殺陣】

○古今伝授

舞うような殺陣と美脚が眩しい。回るたびに羽織と長い髪が舞って、ただひたすら美しいの一言。小烏丸の殺陣に近いものを感じました。

○地蔵

守りの殺陣。振るう刀は愛する人を守るため…そんな暖かさを感じました。悲痛な声で叫びながらの殺陣が多くて、私も一緒に泣きました。

○こてくん

籠手切オンステージ。アクロバットとダンスのような動きが特徴。一番ポップで現代的な殺陣(もはやダンス)を披露してくれた。かわいい。

○獅子王

鵺が動いたのが衝撃映像すぎて、肝心の本体の殺陣が全然頭に入ってこなかった(( 鵺が飛びついたり前足？でカリカリしたりかわいかったです。次は獅子王本体の殺陣をちゃんと見るのが目標。

○にっかり

脇差ではあるが長脇差だからか打刀に近い殺陣。布のひらみが本当に綺麗。敵を撫でるみたいにぬるっとしてる。

○長義

刀回しがちまんばの系譜。まんばちゃんより遊びは少なめで誠実なかんじ。シュッとした殺陣でめちゃくちゃかっこいい。慈伝の時より圧倒的に強くなっているのを実感して泣きました😭まんばちゃんが戻るまで、本丸を守ってね。頑張れ長義くん。

○歌仙

横薙ぎのバサッ！バサッ！って効果音入りそうな殺陣。ダンッ！と足を踏み込みバサッ！と刀を振る、一撃で吹っ飛ばす。力こそパワー。義伝の時でLV20と定義すると綺伝の歌仙はLV95〜カンストくらい。

【伏線】

その中でも朧について詳しく下に書いてます。

その前に綺伝に含まれる伏線要素↓

・この本丸厄介な任務押し付けられがち(小烏丸談)

・「成れの果て」と「物語」

一幕終盤「刀剣男士よ、これがこの物語の成れの果てじゃ」

・「放棄された世界」は小さな「円環」⇒濁りが生じる

・朧と官兵衛と黒き者達とまんばちゃん

　政府所属だったからか、本人の頭脳や察しの良さの成せる技か、事情通の長義。本能的にシメオン(綺伝黒田孝高)が何か変だと感じとる。

"長義がより深く物語の中核を担う人物になる"と明示されたような綺伝の公演。これ以上色んな刀に色んなこと背負わさないで〜💦と思うと共に、長義くん今後もいっぱい出てくれそうで嬉しいな☺️と思うオタクでした。

　なんと表記していいのか、とりあえず「朧軍」と書きますがあれはなんなんでしょうね？

まんばちゃんが三日月を円環から助け出すために結成した第三勢力のようなものなのかな。今回登場したまんばちゃんの偽物くんは官兵衛談で「影」とか「朧」とか言ってたので破壊されたところでノーダメなんだけども、それだと本物のまんばちゃんはどこにいるんでしょうね？少し謎が解けたようで、また新たな謎を増やして帰ってきた感じです。

○綺伝の朧軍メンバー一覧

・黒田官兵衛(ボスではない(断言)刀剣男士を顕現できる存在が裏にいる？)

・まんばちゃんの偽物くん(綺伝で破壊成功。本物はどこに？)

・阿吽ちゃん

・朧の維伝龍馬ズ

・黒甲冑(伊達とあともう一体、忘れた)

⇒目的は「三日月宗近を救うこと」

【山姥切長義について】

　4/3の昼は開幕の「刀剣乱舞、始めよう」の声が長義くんでめちゃくちゃうれしかった🙏

　「右頬を打たれたら…？」が健在で、おかわりビンタもしてくれて最高でした！そんな審神者の気持ちを代弁するかのように、ビンタをする度に亀甲さんが「ヒュウ〜」と口笛してくれてマジ心の代弁者でした。ありがとう亀甲貞宗🙏

　古今伝授を連れ出して2人で話すシーン

( ´_ゝ`)「「政府からの監査官」であることは秘密にしているのでね」

(。-∀-)「まだバレてはいない(自信満々)」

ちょぎかわ🙏この本丸の長義くん基本頭が良くてクールなんだけど、突然かわいくなるのでギャップでギュンッとなります。かわいいかよ🙏

　そんなちょぎかわと打って変わって、二幕後半はどシリアス。本能的に官兵衛の"濁り"を感じた長義は官兵衛を探し、暗がり通路にて官兵衛と相対します。会話の後、官兵衛の姿は靄に隠され"山姥切国広"へと変貌を遂げるのでした。山姥切の一騎討ちです。殺陣も声も完全にまんばちゃんだけど、長義くんは頑なに「偽物くんの偽物くん」と呼び、官兵衛もそのまんばちゃんの事を「山姥切国広の影」「朧」と呼びます。じゃあ本体はどこに？と疑問が残ります…。そんなまんばちゃんの偽物を討ち果たし、慈伝からの成長を見せてくれました。もうほんとに…😭慈伝にもあったラストの山姥切一騎討ちのシーンと重なって、本丸を守るために長義くんも強くなったんだねと感動でした👏

「お前がいない間の本丸は俺が守ってやる。俺は、本科山姥切長義なのだから。」

【歌仙兼定について】

「歌仙推しは死ぬと」初日の時から耳にしていたのですが、本当にだめでした😭なんか本編終わってはずなのに謎殺陣始まったぞ？？これがED曲に繋がるの？？と困惑していましたが、死(暗喩)の直前で長義くんが「死が来たぞ！」と予告してくれたので九死に一生を得ました…。極めるなんて予想出来ないって😭　冷静な頭で観ると、衣装の再現度高くて装飾も120%再現って感じでとにかく雅！綺麗✨なんだけどすごく動きづらそう…！えっ、今後の歌仙兼定この重量感で殺陣しなきゃいけなくなるってこと！？と思い、極めの嬉しさと同時にわだっくまさん頑張れ…！と心のエールを飛ばしました。

　そして花道から登場する歌仙と奈落からせりあがる歌仙。3階だったので私の座席からだと花道は見えていないのだけども、"歌仙兼定が花道から登場している事実"でもう感動でした🥲奈落からのせりあがりはよく見えました！計2回、花道奈落からの真剣必殺と舞台上奈落の極。美しい通り越して神々しい。

　そのまま真剣必殺についても話したいんですけど、歌仙の真剣必殺の時だけ曲が讃美歌に変わりました。科白劇の時に末満さんが「科白劇ED曲は本来綺伝の歌仙真剣必殺の時に流れる曲」と言っていたのですが、本当に歌仙兼定のための曲でした。